弁護士は、受任事件（法律相談も含みます。）につき、所属弁護士会を通じて、公私の団体に照会して必要な事項の報告を求めることができます（この制度を弁護士会照会といいます。弁護士法23条の2）。あなたが加害者の車両ナンバーを控えているのであれば、弁護士に依頼して、弁護士会照会により陸運局や軽自動車検査協会に照会することで、加害車両の登録事項を知ることができます。それを手がかりにして加害者の住所・氏名などを特定していくことができると思います。
　いずれにしても、諦める前に一度、弁護士に相談してみてはいかがでしょうか。

　追突ですと基本的に過失割合に関する問題は出てきませんが、損害をどのように金銭的に見積もるのが適切か、などの点に関し紛争に発展することが度々あります。加害者や保険会社の態度が悪いということを損害として評価するのは困難ですが、専門家に相談して請求可能な金額を法的にきちんと検討することは必要なことでしょう。このような場合も、仙台弁護士会館内で、交通事故相談（30分間、無料）を行っていますので、お気軽にご相談下さい。詳しくは、（財）日弁連交通事故相談センター宮城県支部（022-223-2383）にお問い合わせいただけると良いと思います。

　仙台弁護士会館内で、交通事故相談（30分間、無料）を行っています。過失割合についてもご相談いただけますので、お気軽にご相談下さい。詳しくは、（財）日弁連交通事故相談センター宮城県支部（022-223-2383）にお問い合わせいただけると良いと思います。