交際していた相手の妻から、慰謝料請求をされたということですね。
婚姻関係は、法的に保護されるべきものですので、交際相手が結婚していることを知っていながら不貞行為を行った場合は、慰謝料を支払うべき必要があります。ただし、ご相談者様の場合は、交際相手が結婚していることを知らなかったということです。
そのような場合は、次は、交際相手が結婚していることを知らなかったとしても、知らなかったことに過失（いわゆる落ち度のこと）があったかどうかが問題になります。過失があれば慰謝料を支払う義務がありますし、過失すらなければ支払う義務がないということになります。
　交際相手がバツイチで数年前に離婚したというのが見え見えの嘘であったとか、常に結婚指輪をしていたとか、車にはチャイルドシートがあったとか、そういう状況なのに、不貞行為を継続していれば、過失が認定される可能性があります。
いずれにしても、事実関係を整理して、一度弁護士にご相談してみてはいかがでしょうか。

ストーカー規制法という法律がありまして、つきまとい等を繰り返し行う者に対して、警察がまずは「警告」を行い、それでもストーカー行為をやめない場合には禁止命令を発し、それにも従わない場合には、刑事罰（１年以下の懲役又は１００万円以下の罰金）を科するという制度内容です。
本メールで、その男の行為が「ストーカー行為」に該当するのかどうかは判然としませんが、まずは女性本人が、最寄りの警察署にストーカー行為規制法の件でご相談をされることをおすすめします。

今のままの状態だと、税金もこちらにかかってきたりしますので、お困りかと思います。
また、新しいオーナーが交通事故を起こした際に、被害者の方とトラブルになる可能性もあります。
文書で名義変更を促し、応じてくれなければ、廃車手続きを取ることについても検討されてはいかがでしょうか。詳しくは、弁護士にご相談されることをお奨めします。

生活保護にあたっては、生活用品としての自動車は原則として保有を認められていません。
この場合の保有は所有だけでなく、借用による利用も含まれます。
ただ、自動車がなければ最低限度の生活の維持自体が困難である場合や自動車が自立助長に効果的な場合には、例外的に自動車の保有が認められる場合があります。
（例えば、障害者の方や公共交通機関の利用が著しく困難な地域にお住まいの方）
車両名義は元夫とのことですので、元夫の住所が分かれば返還した方が良いかと思います。
また、車両ローンも残っているとのことですので、この車両ローンの支払いが滞納した場合は、販売業者の方で車両を引き上げることとなると思われます。

ご相談者様の叔母様が御祖母様の通帳を管理していらっしゃるということですが、叔母様が祖母様の成年後見人等に選任されている等の事情がない限り、祖母様の同意もなく、通帳を管理する権限はありません。仮に祖母様の同意があったとしても、祖母様に通帳の開示もしないことは問題でしょう。
したがって、通帳の残高の確認等を行う際、叔母様の了解はそもそも必要なく、通帳がなくても、名義人である祖母様が金融機関の窓口で、取引明細や残高明細を発行してもらうことはできます。
また、土地の買上金を同居のお母様が受け取れるかどうかですが、あくまでも土地の買上金は、土地の名義人である祖母様のものと考えられますので、当然にお母様にも受け取る権利があるわけではありません。この場合、祖母様がお母様にその買上金を贈与すればよく、その際、もちろん叔母様の同意を得る必要はありません。ただし、叔母様が通帳や印鑑を渡そうとしない場合には、届け出印の変更や口座解約の手続きを取ることも検討しなくてはならないでしょう。